



皆さんこんにちはー☆
さてさて続くなどと言って、もったいつけてしまった蛍光灯バトルの顛末は‥
早速、電気屋さんを飛び出し、風のように(?)家に舞い戻った私センチメンタルTは
とにかく電気系統には何の学もないにも関わらず、自己修理を決意する。
秋の終わり落陽はつるべ落とし、暗くなるまでが勝負だ!
とにかく、高い所での作業になるので、家に脚立の代わりになるようなものもないため、壊れっぱなしのパソコンを乗せていたテーブルを蛍光灯の下に移動。
で、やにわに装着したは、ガチ袋!
皆さん、ガチ袋なるものをご存じでしょうか?
芝居関係者の方にはご承知のとおり、舞台のセットを作ったりたてたりバラす時に装着する、ナグリ(金槌)、カッター等の道具を入れる腰にさげる袋です。
大工さんなんかが着けてるアレですね。
この私、この部屋に移り住んで13年、我が家でガチ袋をつけたのは初めてでがんす。(写メ1)
中には自己修理に使われると思われる、ビニールテープ、鉛筆、カッター等を仕込んでおく。
よし、まずは蛍光灯を普通につけてみる。
やはり一本もつかない‥。
どうする?
とりあえず、最後まで頑張ってついていた二本に狙いを定め、蛍光灯の本体と蛍光灯との接触部分を鉛筆でテンションを加えてみる(指で直接押すと電源を入れっぱなしのため、感電とかしたらイヤなので)
うんうん押すと二本ともつくようになる。
ここまでは予想通り(今までもつかない時は、こうやって対応してきた)
ここで一旦、スイッチを切り、再び電源を入れる。
……うん‥やはりつかない…。
テンションをかけてつくときには、接触部分がかろうじて接触してるって感じなのだろう。
ここで私、ガチから取り出したはビニールテープ!
バッチリ接触するように、テンションを加えながら巻く。
つける。消す。もっと巻く。つける。消す。もっともっと強く巻く。
で、二本復活!!!
これで、とりあえずなんとか夜になっても暗さが気にならない明るさは確保できたはず。いえいっ♪
しかしここで、私も欲が出てくる。
せめてあと一本は復活させたいっ!
でないと現在の二本のうち一本でも切れてしまうと、一人キャンプ状態に陥ってしまう(やはり経験上、一本だと夜の読書もままならない‥)
さてどうしたものか?
とりあえず残りの三本から、完全に破壊されてしまっている二本はおいといて、やや最近(二年位前か?)まで稼働していた真ん中の一本に狙いを定める。
しかしこいつは、ビニールテープで復活した二本とは違い、接触部分の外枠はすでに破壊され配線が剥きだしになってしまっている。
う~ん‥上手く文章では説明出来ないが、とにかくかなり酷い状態だ…。
とりあえずビニールテープ作戦などを試してみるが、やはり外枠が破壊されているため、テンションがかからず上手くいかない。
どうするセンチメンタルT!!
あっ、ガムだっ!ひらめいた!!!
ビニールテープのように、巻くことによって全体にテンションをかけるのではなく、チューインガムのたべかす(?、なんと言う?)を粘土のように用いて、接触部分に当てがいテンションをかける!これでどおだっ!
何故粘土を使わないのか?
言うまでもない、粘土が家にはないからだ‥。
幸いとガムはうちにあった。(写メ2)
キシリトールガム(銘柄はどうでも良いが‥)
早速、噛む。
とにかく粘土状になるまで噛む。
秋の落陽はつるべ落とし、外はゆっくりと暗さを増してきた。
しかし焦ってはいけない。
ひたすら噛む。噛む。
やがて口の中のガムは粘土状のたべかすに。
よしっ!早速口より取り出し、ちぎって接触部分にテンションをかけるべく突っ込んでみた。
あ~、ダメっ!!
柔らかすぎるーーー!
全くテンションなどかからないではないかーーーー!!!
いかん!慌てて取り出そうとするが、接触部はガムがへばりつき、ヌチャヌチャ状態に‥。。。
泣きながらガムの付着を落とす。
既にあたりはとっぷりくれて夜状態‥。
もう終わりなのか?
センチメンタルT…
とその時!
なにげに手を伸ばしたガチ袋の中には、使いふるされたペンチが。
そうかっ!
蛍光灯の接触部分の金属をこのペンチで折り曲げ、常に蛍光灯と接触する状態にすればいいんじゃないか!?
てゆうかガムなんか初めから使う必要はなかったんだぁ~!
そして、あーでもないこーでもないと、それからペンチで接触部分の金属をこねくり回すこと10分、遂に真ん中の蛍光灯にも実に二年ぶりに灯りが灯ったのでしたーー☆(写メ3)
こうして我が家にも久々に人前の灯りがもたされたのであった。
これからもセンチメンタルTの旅は続く☆
(写メ4)
センチメンタルT物語~白い蛍光灯編~
(完)
ちなみに家のエアコン君は、なんとか今年の夏を乗り切りました‥。しかし蛍光灯と同じく、いついかれてもおかしくない状態です…。
私が晴れて別の地に引っ越すが先か、彼らがいかれてしまうが先か、スリリングな物語は続く
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